ラングドシャのポケモン発展計画

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ポケモン技術メモ:ライジングボルトの補正位置

皆さん、こんにちは。ラングドシャです。

本記事では、私が以前行った、「ライジングボルト」の補正位置に関する検証についてその方法及び、結果を記します。動画は撮っていないので、文章だけでの報告となります。バトルビデオ返して..。また、本内容はTwitterで投稿したものと概ね同じです。

 

***検証方法***

2台のNintendo Switchを用意し、通信対戦を行ってダメージを記録した。

詳細な設定は以下である。

■ 攻撃側

ポケモン:ストリンダー(♀)

Lv:50

特攻実数値:182

技:ライジングボルト

特性:とうそうしん (スキルスワップで付与)

場:エレキフィールド

 

■ 防御側

ポケモン:ドラパルト(♀)

特防実数値:100

 

***理論***

ダメージ計算での各補正位置から尤もらしい補正位置を2つに絞った。(経験則)

① origial power (元々の威力が変化)

② power modifier (威力補正)

この2つでは、上述の設定下において予想されるダメージが異なる。

(ダメージ計算は自作のツール「PiBoTT」で行った)

以下、予想されるダメージ; ()内は補正位置固有のダメージ

■ original power

116, 117, 119, 120, 121, 123, 124, 126, 127, 129, 129, 131, 132, 134, 135, 137

(116, 119, 121, 124, 127, 131,134,137)

■ power modifier

117, 118, 120, 120, 122, 123, 125, 126, 128, 129, 130, 132, 133, 135, 136, 138

(118, 122, 125, 128, 130,133, 136, 138)

 

***結果***

試行回数10回で実際に観測されたダメージは以下であった。(観測順)

120, 119, 116, 123, 117, 117, 123, 127, 129, 126

従って、観測された固有ダメージは以下の通りである。

■ original power

116, 119, 127

■ power modifier

なし

 

***結論***

固有ダメージはoriginal powerでのみ観測された。故に、技「ライジングボルト」の補正位置はoriginal powerであると結論付けた。

 

***余談***

ブラウザで使用するツールはpower modifierで計算しているみたいです(2020/12/2現在)。やはり、ライジングボルトの補正位置は検証不十分のようです。ただ、計算結果が異なるケースはごくわずかで、この違いが致命的となることは考えにくいです。

 

質問等はTwitter(@kyuutoraikou373)まで。